野宿をするとき、テントを敷くのも悪くない

歩きで野宿の旅をするとなれば、リュックサックにテントと寝袋を積むのが一般的な形だと思います。公園とか橋の下とか、暗くなって人通りが少なくなった頃を見計らってテントを張ることも多いと思います。

 

それはもちろん基本ですので、だめというわけではありません。しかし、春とか秋とか、暑い時期以外に野宿をすると分かることですが、意外と地面って冷たいのです。

 

凍える足の指先。眠れない夜

私も何度も経験していますが、テントの中で寝袋を敷いてその中で眠るにしても、足先が冷たくて夜中に目が覚めてしまいます。

 

公園で野宿するにしても、道ばたの草地で眠るにしても、大地の冷気は容易くテントのシート一枚をすり抜けて、寝袋ごと体を冷やしてしまうのです。

寝袋は厚めがいいとお話ししましたが、その分重くなります。出来るなら、軽量のものにしたいところですよね。

 

あら不思議。テントを敷いたら全然寒くない

 

旅に出た二日目。一日目の夜は、いつも通りテントを張りました。三月の初めでしたので、まだまだ地面は冷たい時期です。案の定、寒くてよく眠れませんでした。

 

寝床が見つからずに困っていた二日目は、ちょっと公園のベンチで寝てみようかと、寝袋だけ入って横になりました。すると、全く風が入ってこない。防風性能は、寝袋だけで完璧だったのです。

 

テントを張る利点は雨をしのげることと、風をしのげることだと思っていました。ところが、風だけなら寝袋で十分。じゃぁ、テントいらないんじゃないか? というのが最初のひらめきでした。

 

そこでテントを折りたたんで、布団のように敷いて寝てみたのです。すると……全然冷たくない。今までの寝付けなさが嘘のように、ゆっくりと朝を迎えることが出来ました。それ以来、野宿の時は基本的にテントを敷くことにして、雨が降っているとか、仕切りがほしいときなどにテントを張ることにしたのです。

 

それでもテントはあった方がいい

テントと男性

テントは荷物の中では重い方です。テントを下ろすだけでもかなり肩が楽になります。持たなくていいなら持ちたくないくらいです。

 

もし、テントを持ち歩くのではなくて、断熱シートで代用出来るなら、どれだけ楽になることでしょうか。行楽地で見かけるような銀色のシートなら、ずっと軽量化出来ます。

 

私もいっそのことテントをやめて断熱シートにしてしまおうかと考えたことはありますが、それでも、野宿の旅をする以上は念のためテントは持っていた方がいいと思います。

 

雨は降るものです。そういうときだけ橋の下など、雨宿り出来る場所を探すことも出来ますが、いつも見つけられるわけではありません。野宿の旅で必要なのは、イレギュラーへの対処力です。いつも通りにいかないのが当たり前なのですから、汎用性のあるアイテムはあった方がよさそうです。