野宿で旅する装備は減らしたい。でも風邪薬くらいは持って行こう

あれは自転車で出かけたときのことです。なんと、三日目で帰ってきてしまったことがあります。出発した初日、海岸で風に当たりすぎたのでしょうか、夕方に野宿場所を確保した後、急に体が重くなりました。

 

あぁ、これは風邪の初期症状だなと思いつつも、風邪薬は持っていませんでした。何かあったときのために、健康保険の番号は控えてありましたが、病院に駆け込むほどでもない。

たまたまヤマ勘が当たったからいいものの……

 

テントで少し休憩したのですが、具合がよくならない。暗くなっていましたが、薬局を探しに行きました。自分の町を思い出しながら、薬局がありそうな通りはどの辺りかと考えて、勘で街中を歩いたのです。

 

薬局はコンビニと違って、歩けば見つかるというものではありません。2,30分歩いただけで見つけられたのは幸運でした。たった一つ曲がる場所が違っただけで、体力を失うだけに終わった可能性もありました。

 

薬局

 

野宿の旅は体力勝負ですから、そんなところで体力を消耗するのは避けたいところです。

 

ちょっと重くても野宿に非常用装備は必要

 

風邪薬一つは重くはありません。問題は、「風邪薬はあった方がいいよね。じゃぁもって行こう」という考え方は、「○○もあった方がいいよね。じゃあもって行こう」に繋がってしまいかねません。これを全部認めていたら、装備が重くなりすぎます。

 

それでも総合感冒薬一瓶と、プロテインを詰めた缶一つくらいはあってもいい気がします。体調が悪いときに飲む薬と、すぐに摂取できる栄養源ということで。

 

数ある「あった方がいいもの」の中で、風邪薬はかなり優先順位が高いはずです。

旅の最中は意外と風邪を引かないもの

 

野宿の旅というのは、もちろん厳しい環境に身を置いています。夜中は寒いし、体力は消耗してるし、すごく風邪をひきやすいように思えるかもしれません。ところが、気合が充実してるからなのかなんなのか、意外と体調は悪くならないものです。

 

体質にもよるかもしれませんが、同じタイプの方の場合、つい非常用の装備をおろそかにしがちだと思います。私がそうであったように。

 

しかしそれでも、時に体調を崩すことはあるものです。もしないにしても、薬一瓶で安心が買えるなら損はないと思います。あの薬もこの薬もっていうほど増やすわけではありませんので。

 

結局このときの旅では、翌日も体調がよくならなかったので、同じ場所で野宿しました。自転車の具合も悪くなるしで、「今回は流れがよくない」ということで三日目に帰ってしまったわけです。

 

同じ場所で野宿したのは、このときが最初で最後でした。