野宿の旅では、お風呂に注意。温泉は危険!

 

温泉。

 

たいていの日本人は、温泉が好きですよね。旅といえば温泉、なんてイメージもあります。まして毎日歩き続けて疲れ切っているとなれば、温泉で体を休めるのもいいかななんて思うのは当然です。

 

野宿が続いて、何日もお風呂に入らないということ自体、普段はあまりないことです。でも、そういう旅の最中だからこそ、風呂につかるのに注意が必要なのです。

 

初めての長い野宿の旅の時の話……

 

あれは、一週間かけて200kmほど歩いたときのことです。荷物を背負って毎日30km歩くというのは初めてでした。ただとにかく疲れ、ひたすらに足が痛い。足先に違和感を感じて変な歩き方をするから、余計に負担がかかる。

 

しかし、徒歩の旅というのはそういうものだろうから、あまり気にせず歩き続けました。そうして五日目くらいだったでしょうか、ふと目にした看板に惹かれ、温泉に入ることにしたのです。

 

はい。いい湯でした。入っている間はとてもいい気持ちでした。問題は、出た後です。

 

医師のストップ

 

すでに、大きなマメはつぶれ、靴下に黒くこびりついていました。そしてまた、新しい小さなマメが出来ている状態。この状態でお風呂に入るとどうなるか?

 

歩けないんですよ。痛くて。

 

旅路に戻って最初の感想は、「ちょ、あれ、何? どうしてこうなった?」。今までもマメの痛みは我慢してきましたが、ふやけてしまって感覚が過敏になったからかどうか、痛みの質が変わってしまったのです。

 

足先をふやけさせなければ大丈夫なはず

 

というわけで、足のマメがひどい状態でお風呂に入るのはあまりおすすめ出来ません。だけどやっぱり温泉くらい入りたいということもあるでしょう。その場合は足先を湯船から出して、あまり湯につからせないことです。別に、ちょっとでもお湯に触れたらだめというわけではないはずですから。

野宿の疲れをとるのは大事

旅館でくつろぐ

毎日歩いて、野宿を続けていれば、疲れはたまります。肩は痛いし、首も痛むし、ふくらはぎもギシギシいいます。そういった筋肉の疲れをとることを考えれば、温泉は悪くありません。

 

同じような考え方で、旅の途中で、たまに一泊の宿を取るのもよいでしょう。全行程を野宿にするという目的を含んでいないのであれば、たまには宿泊するのもよいものです。

 

私も、翌日が箱根の峠越えというときには、ビジネスホテルに泊まったことがあります。さすがに明日はきつそうなので、体を休め、お風呂にも入っておこうかな、と。

 

ときどき宿を取る新鮮さも、野宿の旅の楽しみの一つだと思います。